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言葉の暴力は犯罪だ!職場に蔓延する言葉の暴力例と対処法

言葉の暴力は犯罪だ!職場に蔓延する言葉の暴力例と対処法

この記事を書いた人
miyamoto

私が過去に出戻り転職をして失敗した経験、その後再び転職して穏やかな日常を手に入れた経験を元に、失敗しない為の転職ノウハウ、ブラック企業からの脱出方法について私の考えを書いてます。

環境次第で人間は不幸にもなるし幸せにもなる。環境を選ぶことだけは放棄しないでください。

職場というのは閉鎖的な環境なため、トラブルにも巻き込まれがちです。心ない言葉の暴力に苦しむ被害にも遭いやすいですし、今現在苦しんでいる人も多いはず。

しかし「こんなに暴言ばかり吐かれるなんて、自分がダメなんだ」と考えるのは大きな間違い!

客観的に考えて自分に否があっても、暴言と感じるほど汚い言葉、厳しい言葉を吐かれる筋合いはありません。たとえ、こちらに問題があっても冷静に指摘すれば良いのです。

言葉の暴力を受けて萎縮し、さらにミスが増えたら本末転倒です。だからこそ言葉の暴力にはNOと訴え、毅然と対処すべきです。

言葉の暴力は犯罪です。証拠を揃えて裁判に持ち込めば民事裁判でも加害者と会社に賠償金を命じられる犯罪です。まずはそれを覚えておいて下さい。

どんな事例が言葉の暴力になる?指導と何が違うの?

そもそも言葉の暴力とは何でしょうか?

「言葉の暴力はハラスメントの一種」とも言いますが、指導と何が違うのでしょうか。

それは言葉の内容というよりも、むしろ「上司や相手との信頼関係の有無」で左右されます。もしあなたが尊敬する上司に的確に問題を指摘されたら、それが厳しい言葉でも受け止められるでしょう。

その上司と信頼関係があるならパワハラではなく、業務改善の第一歩になります。

逆に、信頼関係もないのに厳しい言葉を浴びせられたらそれは「言葉の暴力」です。特に、心にトラウマを植え付けられるほど叱責するなど許されるものではありません。

「信頼関係を構築する」意識が低い人たち

人間関係でいちばん大変で、いちばん価値が高いのは信頼関係の構築です。ただ同じ場所にいるだけで信頼が構築できるわけではありません。

互いのことを知り、なにを考えてなにを優先するのかを知り、その人に合った方法で対処する。これを長年続けることで信頼関係が構築されます。

しかし、その信頼を築くことがいかに大変かを実感していない人がいます。

会社の飲み会で一緒に騒げばそれで心が通い合ったと勘違いする上司がいます。もちろん飲み会好きな部下もいますが、そうでない部下のほうが多いでしょう。

上司だから、一緒に飲んだから、というだけの理由で尊敬され、信頼されると思い上がっている人たち、これが言葉の暴力やパワハラの原因です。信頼関係も成り立っていないのに、指導と勘違いして厳しい言葉を遠慮なく浴びせかけるのです。

本人には自分がパワハラをしている自覚はありません。あなたと深い信頼関係があると勘違いし、指導しているつもりです。

ようは「ちょっと優しくしたら気があると思う勘違い男(または女)」が加害者になりやすいのです。ナンパでも言葉の暴力でも、勘違い野郎にはNOを叩きつけるのが一番の対策です。遠慮してはいけません。相手は上司などではなく「敵」なのですから。

自分を攻撃する相手は敵、という意識を持ちましょう。それが身を守る第一歩です。

会社がパワハラ対策をする理由

近年は会社の内部でもセクハラ、パワハラ対策の部署が設けられていることがあります。厚生労働省の指導だから、というのが表向きの理由ですが、本来の理由は「作業効率を下げないため」です。

会社にとってパワハラと指導の最大の違いは業務効率を上げるか下げるかです。

きちんとした指導ができる職場は作業効率が上がり、良いアイデアが生まれやすくなります。その結果、会社の利益になることも多いのです。

しかしパワハラを咎めない職場では声の大きな者が威張り散らし、他の人たちが本来のパフォーマンスが出せなくなります。

たとえこの人物が個人的に有能でも、他の人々を押しのけて支配していたら全体の業務効率は下がる一方です。だからこそ大きな会社にはパワハラ・セクハラ相談窓口が設けられているのです。

パワハラを許さないのは社員を守るため、というのも理由ですが、会社にとっても業務効率を妨げないように利益追求した結果です。その発想がない経営者の会社は早晩崩壊するでしょう。この好景気でそんな会社に居座りたい社員は減る一方です。

言葉の暴力例・上司編(特に男性の上司)

繰り返しますが、あなたが萎縮するほどショックを受けた言葉はすべて言葉の暴力です。とはいえ、これだけでは定義が曖昧すぎて参考になりません。

ここでは代表的な「言葉の暴力」の事例をご紹介します。男性上司と女性上司では若干異なるので、それぞれ分けてご紹介します。

事例1「人を小馬鹿にする」

あなたをグズだ、のろまだと嘲る、性格が暗い、グズグズするな、早く提出しろなどの言葉を執拗に繰り返すのも歴然とした言葉の暴力です。ねちねちとしつこく長時間絡んでくるモラハラも、言葉の暴力と言えるでしょう。

加害者本人は全く悪意がなく、むしろあなたをネタに場を盛り上げようとしている、イジリだと思っているだけに悪質さが目立ちます。

関西の一部ではイジリの文化があるのも事実ですが、それでもイジリが成り立つのは信頼関係があってこそ!たとえあなたが関西人でも、不愉快に感じたら付き合う必要はありません。

況してや他の地域出身の方には言葉の暴力と受け取られても当然です。

事例2「女性だからとバカにする」

私が事務職で働いている間、いちばん腹が立ったのは「女に仕事を任せられるか」でした。信じられませんが田舎では未だにこんなことを言う輩がいます。

さすがに都会では消滅しかかっていると思いますが、地方の職場では未だに残っているかもしれません。

常識が昭和中期で止まっている人間には遠慮なくパワハラ対策を!(詳細は後述)

事例3「こんなことも分からんのか!」

直情型の上司にありがちな言葉の暴力です。

分からないなら分かるまで説明するのが上司の役目です。もちろん、理解できるように努力することは必要です。しかしろくに説明もせずに怒鳴り散らすなど言語道断!

意外と日常的に起こりがちなトラブルなので、しっかり対策しておきたいところです。

上司からの言葉の暴力はパワハラの一種です。これらはほんの一例で、他にも無数の言葉の暴力例があります。「業務に支障が出るほど萎縮させられたか」を基準に判断しましょう。

言葉の暴力例・同僚や上司など(特に女性の上司)

言葉の暴力がひどいのは女性も同じです。近年は女性の上司も日常的になりました。

女性の言葉の暴力はモラハラの一種で、非常に執拗な面もあります。周囲の社員を巻き込んであなたを孤立させることもするでしょう。そのような言葉の暴力やいじめを受けたら即、対処しましょう。

事例1「妊娠したくらいで・・・」

知り合いの事例ですが、彼女が妊娠したときはツワリでとても苦しんでいました。あまりに調子が悪く寝込むことも多かったのですが、その時に女上司に吐かれた言葉の暴力です。

「一生許さない」と激怒していました。当たり前でしょう。

昔は今ほどセクハラ、パワハラに対する指導がなく、女性上司はひどいパワハラに耐えながら仕事をしていました。環境が整った現状に嫉妬し、足を引っ張りたがる輩が出るのも不思議ではありません。

もちろん、こんな暴言を許してはいけません。

マタニティハラスメントはおじさんがやるもの、というイメージがありますが、最近のおじさんは奥さんの妊娠出産育児がどれだけ大変かを身に染みて理解しています。むしろマタハラは女性がやりやすいのです。

事例2「生理くらいで休むな」

これは同僚からでしたが、重い生理痛だった私がいちばん辛かった言葉の暴力です。

生理痛は個人差が激しく、自分がたいしたことがなくても他人はのたうち回るほど重いこともあります。「自分は大丈夫だから他人も大丈夫に違いない、こんなのは甘え」と勘違いされやすいのです。

「身体的な言葉の暴力を吐き出すのは女性が多い」ことを知っておきましょう。中途半端に女性特有のトラブルを共有しているからこそ起こる言葉の暴力と言えるでしょう。モラハラの一種なので然るべき対処をすべきです。

まれに男性上司から面と向かって言われるかもしれませんが、セクハラに案件になり一発アウトです。

まずは記録を!言葉の暴力に対処するために

言葉の暴力に苦しんでいるのに逃げられないと、心はどんどん萎縮してしまいます。このまま攻撃を受け続けているとあなた自身の心身に悪影響を与えかねません。今日からでも言葉の暴力に対抗していきましょう。

記録は基本。いろんな方法で記録しましょう

まずは「記録」です。出社から帰社までずっとボイスレコーダーを回し、社員の言葉を逐一時保管しておきます。ボイスレコーダーは服のどこかに隠し持っていると良いでしょう。スマホにも録音機能がついてますが、充電切れや着信時にレコーダーが途切れたりすることもあるので、ボイスレコーダーの方がおすすめです。

職場によってはボイスレコーダーを持ち込むのは許可が必要です。話が分かる上司がいるなら事前に申請しておくべきですが、言葉の暴力は犯罪です。

犯罪者の特定のためにボイスレコーダーを持ち込むのは自衛のためで、正当性があります。周囲の支援が受けられないようならこっそり持ち込んでもかまわないでしょう。

証拠になるものならメール、電話(録音しておく)、動画なんでもかまいません。

相談先は?だれに相談するのが適切か

複数の証拠が揃ったら第三者に相談します。

主に(話が分かる)上司、会社内のセクハラ・パワハラ対策部署・労基・弁護士などが相談相手になります。会社が小さくて上の立場の者がパワハラ体質なら労基に相談しましょう。

「証拠を揃えて」「第三者に相談」が、言葉の暴力の対処法です。

もし、あなたが言葉の暴力で心身を病んでいたら病院で診断書を書いてもらいましょう。診断書は有料ですが、強力な力を発揮します。診断書という医師のお墨付きは裁判でも有利に働きます。

悪質な場合は暴行罪も適用されますが、労力のわりには報われにくい!さっさと見切りを付けて転職するのが一番

言葉の暴力による精神的な苦痛で職場に居づらくなることもあるでしょう。心が萎縮して作業ミスが増え、会社を退職に追いやられることも珍しくありません。

このような危険な場所は職場ではなくテロ現場です。さっさと見切りを付けて次の職場を探すのが一番ですが、それでは気が収まらないなら裁判という手段もあります。

言葉の暴力も暴行罪が適用されます。きちんと証拠を揃え、医師の診断書があれば民事訴訟は成立します。(労働裁判という労働関連専門の簡易的な場もあります。最大3回の話し合いが持たれるだけで手軽ですが、会社しか訴えらません。)

しかし、そこまで関わっても得られる賠償金は最大でも数百万円ほどと言われています。しかも、そのうち何割かは弁護士に払わないといけません。労力のわりには報われにくいので、さっさと見切りを付けて転職するのが一番です。

結局のところ、あなたの我慢に掛かっている。そんな嫌な現実を変えられるのはあなたの行動次第

常に「よりストレスのない環境を探す」というのは、人間らしい生活を送る上でとても大切です。

仕事は自分に合う環境かどうかが全てですので、あまり無理することなく、ストレスの少ない会社で働いた方が幸せですよと伝えたいです。

仕事のストレスで苦しんでいる状態で働き続けて、うつ病にでもなってしまったら人生が壊れます。

私はうつ病になって休職期間中に始めた転職活動で幸運にもホワイト企業に転職が決まり、今では年収128万UP、年間休日126日の会社で心穏やかに生活できています。

今の環境が辛いなら、私がホワイト企業への転職に成功したときの話を読んでみてください。

転職後わずか数ヶ月で退職して、元の会社に出戻りした不利な経歴があった僕ですら、この方法で転職が上手くいったので、あなただって上手くいくはずです。

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