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涙が止まらない時は要注意!ストレスで精神状態がうつ病に近づいているかも

涙が止まらない時は要注意!ストレスで精神状態がうつ病に近づいているかも

この記事を書いた人
miyamoto

私が過去に出戻り転職をして失敗した経験、その後再び転職して穏やかな日常を手に入れた経験を元に、失敗しない為の転職ノウハウ、ブラック企業からの脱出方法について私の考えを書いてます。

環境次第で人間は不幸にもなるし幸せにもなる。環境を選ぶことだけは放棄しないでください。

仕事のことを考えると涙が止まらない・・・・家庭に不満があるわけでもないのに・・・毎日が充実しているはずなのに、何故か涙が止まらないと悩むことはありませんか。

「涙が止まらない」状態はとても危険です。「(理由もなく)涙が止まらない」のはうつ病の兆候の一つで、放置しておくと生涯辛い思いを繰り返すかもしれません。

今すぐにでも体と心からの最終警告だと思って対処すべき事態です。

理由もなく涙が止まらない、それは心が疲れてる可能性が

涙が止まらない時は誰にもあります。仕事で辛い目に遭った、激しく叱責されたら誰でも泣きたくなるものです。

しかし「理由もなく涙が止まらない」のは心が疲れ果てている可能性が高い状態です。まだ仕事が辛いと自覚して泣くほうが自覚があるだけマシな状態と言えるでしょう。辛いと自覚できれば逃げるなり休むことができます。

自分でも辛いと自覚できないほど疲れ切っているからこそ「涙が止まらない精神状態」になると言えます。

自分では仕事が充実していると思っていても、こんな状態が続くなら直ちに対処しましょう。この状態を放置して酷い目に遭った方の事例をご紹介します。

恐怖に支配された心

以前勤めていた会社に酷い恐怖症の方がいました。壮年の男性ですが人と目を合わせることを極度に恐れ、コピー機を使うだけでも苦労されていました。(どうしても他人と顔を合わせるため)

OLの女の子相手でも怖がるのでこちらも鉢合わせしないように対処に苦労しました。上司がこっそり教えてくれましたが、うつ症状を長い間放置して治療しなかったために重症化し、なかなか回復せず休職と復職を繰り返している状態だということでした。

その方にとって職場はお化け屋敷のようなもので、私たちの顔もお化けのように感じたのでしょう。とても辛そうで見てられませんでした。

この方は純粋に恐怖だけを感じていましたが、涙が止まらない症状も根底は同じです。「何故涙が止まらないのか、これは病気か?」と感じるなら、今すぐでも環境を変えないと悪化するばかりです。

この方は長らく症状を放置したため回復が遅れ、とても苦労されていました。手遅れになる前に勇気を持って立ち上がって頂きたいと思います。

なぜ涙が止まらないの?ストレスが引き起こす「うつ」症状

理由もなく涙が止まらないのは、典型的なうつ症状の一つです。

目の怪我や涙腺の異常、脳の機能がうまく働かなくて涙が止まらないこともありますが、これらが原因でもすぐに治療を受けましょう。(明らかに怪我が原因なら眼科、原因不明なら脳神経外科など)

涙が止まらないのはストレスが原因のひとつです。

逃げられないストレスに長期間さらされると、人間はストレスを自覚できなくなります。しかし意識では認識できなくても無意識下ではストレスでダメージを受け続けています。その結果が「理由もなく涙が出る」などの諸症状です。

涙が止まらない原因や理由は「自覚すらできなくなった膨大なストレス」だと言うことを、まずは自覚しましょう。目を背けていたストレスがあることを自覚するだけでも改善の第一歩です。

日本人は伝統的に頑張りすぎる傾向が!

日本人はもともと伝統的に仕事を頑張る傾向があります。仕事をやればやるほど儲かりやすく、みんなと一緒に働くことが尊いという価値観があります。搾取が(諸外国に比べれば)比較的少ない、労働が評価されやすい土壌もあります。過労死という言葉は日本語が世界共通語になっています。逆に言えば、外国では過労死するような事例が頻繁に見られないのかもしれません。

明治時代の潜水艦事故、第六潜水艇の悲劇は良くも悪くも「頑張りすぎる」日本人の気質が現れているかもしれません。

明治時代に危険な潜水実験に失敗して沈没し全員亡くなった痛ましい事故ですが、乗員は持ち場を離れずリーダーも事故原因などを詳細に記載して亡くなりました。そのため国内外で「無様な戦前逃亡をせず、最後まで困難な状況に立ち向かった兵士の鑑」と賞賛されました。

一般的には美談とされる話ですが、労働環境という面から見ると「最後まで持ち場を離れられなかった」と言えるかもしれません。(潜水艦という、逃げたくても逃げられない環境なのもありますが)

これは極端な事例ですが、日本人は職に関しては逃げ場がない、とことんまで突き詰める傾向があります。

時代は変わっても性格なかなか変わらないもの

しかし明治時代ならともかく、今の日本は職業選択の自由があります。昔の人々が努力してくれた結果、社会に余裕が生まれ職業の自由が得られたのです。しかし精神性というのは意識しないとなかなか変わりません。

「涙が止まらないほど頑張らなくても良い」社会に成長したことをまずは自覚しましょう。頑張るばかりで心身を壊すとご自身も家族もますます辛くなります。共倒れする前にまずは自分を助けませんか。

涙だけじゃない、こんな症状が出たら受診の検討を

うつ症状にはガイドラインがあります。(自分がうつ病だなんて)と不安になるのは分かります。分かりますがまずは客観的なガイドラインで判断しましょう。

厚生労働省のサイト「みんなのメンタルヘルス」うつ病のガイドラインによると、以下の症状が「2週間以上続くと」うつ病のサインと言われています。

・気分が重い
・何に対しても興味が持てない、無気力
・疲れているのに眠くならない、ずっと眠い、異常に早く目覚める
・イライラが収まらない
・自分には価値がないと感じてしまう
・思考力が下がる
・自殺願望

涙が止まらないのは感情の制御ができない(イライラなど)の範疇に入ります。

誰でもイライラしたり気分が重いことがありますが、健康ならすぐに回復します。2週間以上もこれらの問題に苦しむのは健康とは考えにくいでしょう。

毎日涙が止まらない(夜だけなども含みます)、頭痛がする、片目だけ涙があふれる、イライラが突然湧いてきて抑えられない、など感情が制御できないのは危険なサインです。

遠慮なく心療内科に相談を!治療で客観的に問題を見つめることができます

涙が止まらない、うつ病かもしれない、という時は遠慮なく心療内科(精神科)を受診しましょう。ネットの中ではうつ病の治療に関して批判もありますが、「病気と診断されて治療を受ける」という行為だけでも救いになります。

涙が止まらないのは自律神経が乱れている可能性もあります。脳内物質の働き方を改善する薬(セロトニン阻害薬)や漢方薬などを服用することで症状が安定し、より落ち着いて状況を把握することが期待できます。

たとえ仕事が充実していても「涙が止まらない」のは大きな問題です。このまま続けても心身を壊すばかりで良いことは何もありません。

大事な仕事ならなおさら、一旦身を引いて休むことが欠かせません。健康な状態を取り戻せば良い仕事が成し遂げられます。

ましてや不本意な仕事や忙しすぎるのが原因なら、今までと同じ働き方をしてはいけないと実感できるでしょう。これも治療を受けて客観的に判断できるようにならないと、なかなか難しいのではないでしょうか。

仕事のストレスで涙が止まらなら転職もあり!自分の人生を大事にしよう

涙が止まらないほど仕事のストレスがあるなら休職や職場異動も一つの手段ですが、思い切って転職するのも選択の一つです。

たしかに仕事は大事です。しかし仕事は健康だからこそ効率よくこなせます。涙が止まらないほど不安が募るならさっさと見切りを付けて転職することをお勧めします。

本当に転職するだけでなく、「転職するという選択がある」ことが実感できるだけでも症状が改善することもあります。「いつでも逃げられる」という心の余裕があるだけでもストレスが減ることもあります。

逃げ場がない、と勘違いするとますますストレスが募りますが、いざとなれば転職すればいいと思えば心に余裕が生まれ、より良い選択ができるでしょう。

結局のところ、あなたの我慢に掛かっている。そんな嫌な現実を変えられるのはあなたの行動次第

常に「よりストレスのない環境を探す」というのは、人間らしい生活を送る上でとても大切です。

仕事は自分に合う環境かどうかが全てですので、あまり無理することなく、ストレスの少ない会社で働いた方が幸せですよと伝えたいです。

仕事のストレスで苦しんでいる状態で働き続けて、うつ病にでもなってしまったら人生が壊れます。

私はうつ病になって休職期間中に始めた転職活動で幸運にもホワイト企業に転職が決まり、今では年収128万UP、年間休日126日の会社で心穏やかに生活できています。

今の環境が辛いなら、私がホワイト企業への転職に成功したときの話を読んでみてください。

転職後わずか数ヶ月で退職して、元の会社に出戻りした不利な経歴があった僕ですら、この方法で転職が上手くいったので、あなただって上手くいくはずです。

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