職場いじめの相談先はどこが良い?社内イジメは裁判に持ち込める?労基って何?

職場いじめの相談先はどこが良い?

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miyamoto

私が過去に出戻り転職をして失敗した経験、その後再び転職して穏やかな日常を手に入れた経験を元に、失敗しない為の転職ノウハウ、ブラック企業からの脱出方法について私の考えを書いてます。

環境次第で人間は不幸にもなるし幸せにもなる。環境を選ぶことだけは放棄しないでください。

性格の悪いお局に毎日ガミガミ怒鳴られる、理不尽な仲間外れ、厄介な仕事を押しつけられてばかり。辛すぎて消えてしまいたい、、、職場いじめに合っていたらそう考えるのは無理もありません。

でも、職場いじめの辛さから、自分に何の価値もないとまで思い込んでしまうのは大きな間違いです。

問題なのはあなたでなく、あなたをいじめる上司や同僚です。絶対に一人で悩まないで下さい。

職場いじめの相談先はたくさんあります。ここでは相談窓口の相談の方法から最終手段、裁判についてご紹介します。

職場いじめの職場内での相談先は主に3つ

職場のいじめを告発する、と言うと大げさに聞こえますが、とても大事なことです。

自分の尊厳を踏みにじる加害を告発するのは当然です。まずは身近な人に相談しましょう。

職場内の相談先は大きく分けて3つあります。

・友人や同僚
・上司
・パワハラ、セクハラなどを扱う専門部署(小さな会社にはないことも)

それぞれの良し悪しについて考えて見たいと思います。

職場内での相談先1.友人・同僚に相談する

友人や同僚にできるのは「相談」「愚痴」くらいでしょう。伝える話に何の遠慮もいりませんし、支離滅裂でも良いでしょう。

心の平穏を得るためには有効ですが、問題解決にはあまり効果が期待できません。

職場内での相談先2.上司に相談する

いじめに限らず、仕事に関することはまず上司に相談しましょう。

いじめを調停できるのは、いじめを行う加害者より強い立場の人だけです。調停は面倒ですが、そのために役職手当を貰っているのですから上司には解決に尽力しなければいけません。

ただし、いじめている本人が上司の場合などもあり、いつでも有効な手段ではありません。

職場内での相談先3.専門の部署に相談する

大きな会社ならセクハラやパワハラ専門の部署があります。上司がアテにならないなら直接こちらに報告しましょう。

専門部署では聞き取りを行いますので、できるだけ証拠を揃えて持参しましょう。ボイスレコーダー、記録、第三者の証言などがあればスムーズに対処できる可能性が上がります。

専門部署では感情はあまり露わにせず、できるだけ冷静に、冷徹に事態を伝えましょう。

専門部署がない時は労基署に相談しましょう。

まずは上司に相談を!会社が従業員の労働環境に配慮するのは「会社の義務」

いじめを含めて、仕事のトラブルを解決するのは上司の仕事です。

企業は利益を追求する組織です。いじめを放置すると生産性が下がり、優良な社員が避けがちになります。いじめは利益追求という点でも非常に悪影響を与えるテロ行為です。

職場いじめを上司に相談するのは卑怯でもなんでもなく、とても合理的な解決法です。

何より、会社が従業員の労働環境に配慮するのは「会社の義務」です。これを放置していじめを助長させたら会社にも責任を迫られます。

解決策としては加害者への厳重注意があるでしょう。悪質な場合は職場異動や減給、出勤の停止、懲戒解雇もあります。あなた自身の職場異動をすることで加害者と引き離してくれることもあるでしょう。

いじめの被害を受けて心が委縮しているかもしれませんが、悪をのさばらせて良いものじゃありません!上司と相談することで職場いじめが解決に向かうことも多いのです。

ただし上司にできるのは「調停」です。加害者に謝罪させる、懲罰金を払わせるなどを求めるのは期待できません。

職場いじめの事例とよくある解決策はいじめられた被害者の異動

ある事務所に配属されたAさんは先輩Bから目をつけられ、いじめを受けていました。陰口、無視など陰湿なものが多く、誤った指令を出してわざとミスを誘うなど悪質なケースが目立ちました。

永い間ストレスを受けて円形脱毛症を発症します。

Aさんはミスを誘う指示を出したメールを保存、コピーして上司に相談。

皮膚科に相談して、円形脱毛症の原因がストレスという診断書も出してもらいました。これらの証拠を揃えて上司に報告すると、上司が配慮してすぐにAさんを他部署に異動させました。

先輩Bは重要な役目があり、上司でも異動させることが難しくAさん自身が異動することになりました。

厄介な先輩とは離れることができましたが、これでは先輩Bへの報復は期待できないでしょう。

部署が一つしかなく人数も少ない零細企業やベンチャー企業以外の会社では、このようなかたちで被害者自身を異動させることで解決することが多いです。良し悪しありますが、被害者本人にとってはあんまりすっきりはしないですよね。

上司で駄目なら労基署に!職場いじめを労基署に告発したい…けど、「労基署」って何?

ただし、いじめている加害者が上司や社長など会社ぐるみのケースも多々あります。特に零細企業は社長がワンマンなところもあり、非常に悪質ないじめが横行していることもあります。地方の人材の流動性が低い場所でも同様のケースがあります。

こんな場合は社内で解決は望めません。ただちに証拠を揃えて労働局(労基)や警察に通報すべきでしょう。

我が国は法治国家です。法が支配する近代国家で、暴力や権力、財力などの力で加害者がのさばっている古代国家や独裁国とは全く違います。

ぜひ、被害を受けている方にこそ「法の力」を遠慮なく行使して頂きたいと思います。

ただし、中小零細企業で労基署に持ち込んでトラブルが解決できたとしても、あなた自身の居心地が悪くなり、結局長くは働けなくなるケースが多いので、労基署に持ち込むときは最悪会社を辞める覚悟も持っておくことも必要になります。

労動基準監督署(略して「労基」)について

会社で解決しない問題を解決する組織に労動基準監督署(略して「労基」)に相談、とよく言われます。サイトによっては「労働局」と紹介していることもあります。

労働者の問題を扱うのは厚生労働省です。厚生労働省が親会社と仮定すると、子会社に当たるのが都道府県労働局(略して労働局)です。

さらに子会社の出張所にあたるのが労働基準監督省(労基)になります。

労働局では労基から上がってきた事例をまとめるため、個別の労働問題の相談は労基になります。

メールでも匿名でも可能。労基への相談

労基をはじめ、厚生労働相はブラック企業を取り締まり、労働者を守る機関です。いじめを始め、賃金未払いやサービス残業、配慮のない危険作業など「労働基準法に違反する事例を報告する」ことができます。

送信フォームは以下のサイトから所得できます。

厚生労働相 労動基準関係情報メール窓口はこちら

注意点として

・事業場の正確な情報
・問題の正確な情報

が必要です。できるだけ情報を整理して提出しましょう。

ただし、この方法では相談になるので、必ず解決するとは限りません。いじめ加害者に直接報復はできません。

労基に「申告」する。「申告」って何?

労基は全国に300以上あり、身近な場所にあります。

しかし労基は人が少なく、連絡があった事例のすべてに対処できません。どうしても相談は後回しになりがちです。

労基に動いてもらわなければ、労基に直接出向いて「申告」する必要があります。

「申告」とは証拠を揃えて労基に改善を要求する行為のことです。「相談」もできますが、相談はあくまで解決策のアドバイスを指南してくれる程度のものです。もちろん、アドバイスも解決の糸口に繋げることもあるので相談することは無駄ではありません。

しかし会社に調査、勧告を行うためには「申告」を行わないといけません。

労基は会社の調査、違法性があった場合は勧告ができます。それでも従わなければ経営者の逮捕もあります。労基はアテにならないという声もありますが、警察並みに強い権限がある組織です。

労基に訴える際に必要なものは?

労基に訴える以上、客観的な証拠が必要です。

・被害を受けたのが原因で発生した病気の診断書
・いじめが分かる音声の録音、動画
・(あれば)パワハラの証拠になるメール文面

など、できるだけ詳細に証拠を揃えましょう。これ以外にも(証拠になりそう)と思うものはなんでも用意しましょう。

ただし何度も申し上げますが、労基は人手不足ですべての案件に手が回りません。職場いじめを直接解決するには労働局や労基では効率が良くないという声もあります。

最後になりましたが、厚労省はパワハラ専用サイト「あかるい職場応援団」で具体的な職場いじめ、パワハラの定義を挙げています。とても見やすいサイトなので、ぜひ一度は目を通しておくことをお勧めします。

泣き寝入りはダメ絶対!職場いじめを裁判で訴える方法

職場のいじめがひどい、労基でも解決しない場合は裁判に訴えることもできます。職場のいじめであっても損害賠償の請求はできますし、判例もあります。(正確には「いじめ」ではなく「暴行」「脅迫」などになります)

絶対にアイツだけは許さない、時間も金もかかっても必ず復讐する、と誓うなら弁護士に依頼するのは大きな助けになるでしょう。

しかし、弁護士も千差万別で、闇雲にだれでも相談すべきではありません。

弁護士にも医師のように得意ジャンル、不得意ジャンルがあるからです。

弁護士事務所は様々なジャンルがあるので「職場トラブル専門の弁護士事務所」を選びましょう。職場いじめの電話相談ができる事務所もあるので、まずはそこで相談するのも良いでしょう。

弁護士に依頼する費用は?

弁護士はプロの職業なので、相談も有料です。相談を受けた内容に応じて法的な解決策を模索してくれます。

相談料は1時間1万円ほどが相場です。時間が限られているので、必ず「証拠」を揃えて簡潔に質問しましょう。

事前に質問する内容を紙に書いて、それを読み上げる人もいます。いじめの相談はご自身も辛い思いをするので冷静でいることが難しいでしょう。

紙に書くことで戸惑いや質問忘れを防ぎ、正確に尋ねることができます。書いた紙を弁護士に渡しても良いでしょう。

相談の上、この弁護士事務所にお任せしようと決めたら「着手金」が必要です。これは裁判の手続きをしてもらう手数料のようなもので、裁判に勝っても負けても必要です。

さらに裁判に勝ったら「成功報酬金」が発生します。成功に導いた弁護士は高く評価されるべきで、その代金が報酬金です。

職場いじめの慰謝料の相場は一般的に、最大300万円ほどと言われています。(被害者が自殺、重大な精神疾患を発症した場合は別途請求)

300万円と仮定すると着手金は8%ほど、成功報酬金は16%ほどが必要です。

このほかにも裁判所に支払う費用、弁護士の出張費など様々な出費がかかります。

弁護士事務所によって金額は大きく変わるため、必ず事前に確認して下さい。費用がかかりますが、「合法的に復讐する」上でこれ以上強い支えはないでしょう。

簡単に裁判が受けられる「労働裁判」って?

裁判を始めるのは大変な手間と時間、費用がかかります。しかしこれでは労働関係の改善が難しいでしょう。

そのため、通常の訴訟よりも簡単にできる「労働裁判」があります。労働関連専門の簡易裁判で、いじめ問題を会社ぐるみで解決したいときにお薦めの方法です。弁護士なしで行うこともできますが、会社側が弁護士を立てることも多いのでこちらも弁護士を立てておくほうが無難です。

ただし制約があります。

労働裁判は労働者と雇用者の間の調停しかできません。加害者本人とは争えないので注意が必要です。

労働裁判は申立人代理人(弁護士など)と地方裁判所に申し立て、3回以内の期日で審理するもの。審理は申立人(あなた)と相手方(会社)、双方の代理人、裁判官一人と労働審判員2人で行われます。

話し合いで解決できそうな場合はいつでも調停できます。(調停成立)

調停できない場合は労働裁判を行い、裁判官が解決案を提示します。無いように意義なければ確定し、異議申し立てがれば本格的な訴訟手続きに移行します。(労働裁判は失効)

労働裁判は裁判所のない地方でもテレビ会議で参加できます。手続きは近所の地方裁判所でも可能な場合もあるので、ぜひ相談してみましょう。

労働裁判が良い点は

・簡易的に裁判が進められる
・裁判官は労働関係に強く、専門性が高い
・3回の審理(問題を裁判所が取り調べて、問題を明らかにする手続き)で終了する
・費用が低く抑えられる

など多数あります。

より有利に問題解決するために。証拠を集めよう

裁判にせよ相談にせよ「客観的な証拠」は欠かせません。

職場いじめでいちばん効果が期待できる証拠は「ボイスレコーダーによる録音」です。それも1回だけでなく複数回、できるだけ多く録音しましょう。

女性の加害者は考えもなく怒鳴り散らし、こちらを攻撃します。ただの罵詈雑言なら証拠としてきわめて優秀です。

もし、職場いじめが原因で病気になった場合は病院で発光される「診断書」も重要な証拠になります。必ず病院で書いてもらいましょう。

ほかにも動画撮影も大きな証拠になりますが、隠し撮りがバレやすい欠点もあります。無理せず録音だけに留めても問題ないでしょう。

職場いじめを我慢しても百害あって一利なし!いじめ加害者はあなたの尊厳を傷つけ、反撃する気力を奪いますがそんなものに負けてはいけません。

法治国家では法律の下では誰もが平等です。会社の社長だろうが、上司だろうが犯罪は等しく捌かれ、賠償を請求されます。悪質なケースなら刑事罰も受けます。ぜひ法治国家の力を最大限活用して、合法的に復讐を試みましょう。

職場いじめで悩んでいるあなたへ

間違っても、いじめの原因は自分にもあるなんて考えては絶対にダメです。

いじめは、いじめる方が100%悪いんです。

仮にあなたと周囲の性格が合わなくて浮いた存在になったとしても、普通の会社はそこからいじめに発展するなんてありえません。大人ですから周囲もあなたに無理に気を使わずお互いそつなく仕事をするのが当たり前です。

どんな理由であれ、いじめが起きている職場では働く価値はないと思います。

結局のところ、あなたの我慢に掛かっている。そんな現実嫌じゃないですか?

常に「よりストレスのない環境を探す」というのは、人間らしい生活を送る上で大切です。

仕事は自分に合う環境かどうかが全てですので、あまり無理することなく、人並み以上の成果がでるところが自分の適正がある会社ですよと伝えたいです。

職場イジメに耐えながら働き続けてうつ病になったら人生が壊れます。

僕はうつ病になって休職期間中に始めた転職活動で幸運にもホワイト企業に転職が決まり、今では心穏やかに生活できています。今の会社では気楽に働けているのに、社内でも評価されてこれが自分の適正に合う会社なんだなと感じてます。

今の環境が辛いなら、僕がホワイト企業への転職に成功したときの話を読んでみてください。

転職後わずか数ヶ月で退職して、元の会社に出戻りした不利な経歴があった僕ですら、この方法で転職が上手くいったので、あなただって上手くいくはずです。

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