職場でいじめられる人ってどこの職場でも割と同じタイプの人です。
いじめられる人は悪くありません。いじめる人が100%悪いのです。
しかし、いじめられやすいタイプの人というのも世の中には存在して、もしも自分がいじめられやすいタイプに当てはまって場合は、速やかに環境を変える方が無難です。
いじめられやすいタイプの人は、自分に合う環境に身を置くことで自分の特性をポジティブな方向に持っていくことが可能だからです。
今日はそんなお話です。
目次
いじめは子供だけじゃない!陰湿な大人のいじめとその理由
学生時代にはいじめと無縁だったのに社会人になってからいじめを受けた・・・そんなケースは後を絶ちません。何故でしょうか。
子供のいじめは(様々な理由はありますが、どちらかといえば)動物的な感覚です。本能的で衝動的なものが多い傾向があります。でも大人になれば理性が育って抑えられますよね。
大人のいじめは自己保身やストレスのはけ口など、より社会的な理由が表に出てきます。大人のいじめは程度の差はあっても、先住者を脅かし煩わせる「何か」が原因です。
あなたがいると都合が悪い、だから排除する、というのが大人のいじめです。理性的な戦略があるだけに非常に悪質です。
いじめの原因になる「何か」は職場の環境によって異なるでしょう。
たとえばずば抜けて優秀だったり、逆に空気を読まずにずけずけとものを言いすぎたり(社会人である以上、ある程度は主張しないといけませんが)目立ちすぎて上司のえこひいきにあったり等など・・・理由は無数にあるでしょう。
いじめの根本原因は依存体質!
ただ、大人も子供も共通していじめられやすい傾向はあります。もし思いあたるフシがあれば、まずはここから改善しましょう。
・自我が未熟、または弱い(いつも浮ついている、ビクビクしているなど)
・他人の顔色を伺いすぎ
・自信がない
自我の弱さは自覚が難しいですが、「すぐに何か(買い物、アイドル、流行など)に飛びつくが満たされることがない」人は依存体質で、自我が弱い傾向があります。
もちろんアイドル好きなのは良い趣味ですし、それで満たされているなら何の問題もありません。依存体質の人はハマっていても満たされないのが特徴です。
なぜ心が満たされないのでしょうか。自分自身の支柱になれるのは自分だけなのに、他の何かに依存するからです。背骨で身体を支えないといけないのに、ギプスをはめて固めているようなものです。ギプスをはめると楽にはなりますが、体の動きが制限されてストレスが溜まります。そのストレスを解消するために別のギプスを用意すれば、ますます不自由になるでしょう。
これを読んでドキッとした人は依存体質の気質が少しあるかもしれません。残念ながらいじめられやすいタイプと言えるでしょう。
環境さえ整えれば、依存体質は無限の才能を発揮できる!
ただ、依存体質が仕事で不利になるとは限りません。こんな凄い利点もありますよ。
・きちんと指導さえあれば最大限能力が発揮できる
・好きな上司や環境のために徹底的に尽くせる
依存体質の人を輝かせるのは環境です。環境さえ整えれば絶大なパフォーマンスを発揮します。
徹底的にのめりこめる、というのは一つの才能です。この才能が仕事で発揮するためには「的確に指導してくれる」環境が整わないと厳しいでしょう。
指導したとおりに動く部下というのは上司にとっても貴重な存在です。手足になって働いてくれる部下は重宝されますし、やがて仕事の中心的な存在になるでしょう。そうなればますますあなたはやる気を発揮できるでしょう。
このサイクルに乗れさえすれば、依存体質の人は爆発的な才能を発揮できます。
問題はきちんと指導されない職場に配属された場合です。自分で考えることを強要される職場では、依存体質の人の本領は発揮できません。お荷物になって邪険にされるのがオチです。
こんな場合は環境を変えるのが一番です。無理に居座っても木に竹を接ぐようなもので、永遠に平行線のままでしょう。もっときちんと指導してくれる職場は必ずあります。
人には個性があり、一人で才能を発揮できる人もいれば周囲と協調して発揮できる人もいます。どれが優れている、劣っているというものはありません、その人に合った環境があるだけです。
自分に合う環境を探すことは、より良い人生を作る上でも欠かせません。
職場でいじめられやすいタイプってあるの?女性編
職場のいじめで女性がターゲットにされやすい傾向があります。どんな女性がいじめられやすいのでしょうか。
・目立つ
・仕事ができない
・他の人と馴染まない
・上司や魅力的な人にえこひいきされている
女性は協調を求める性質が男性より強く、協調できない女性は同姓からも敬遠されやすい傾向はあります。
だからと言って顔色をうかがうのはNG!
顔色を伺って引きずられると、ますますいじめが悪化しかねません。ここはキッパリと線を引いて厳しい態度で臨み、スキを与えないのが正解です。
女性でも自我がきちんと確立している人ばかりなら「あなたはあなた、時分は自分」が徹底してるのでいじめなど起こりませんが、往々にして頭が学生で止まっている輩はいるものです。このような未熟者に合わせる必要はありません。
大人のふるまいは怠らずに!
ただし挨拶と業務の引継ぎはきちんと行いましょう。挨拶は相手を認める行為で、業務は社会人として当然やるべきことです。
きちんと仕事をこなして堂々と振る舞っていれば、職場でそうそういじめられることはありません。陰口をたたかれるのは仕方ないにせよ、正攻法で撃退はできます。
もし上司などからえこひいきされているなら、少しばかり距離を開けましょう。きっと上司は心配で庇ってくれているのだと思いますが・・・
同性だけの職場は注意!女性だけの職場の場合は
女性だけの職場というのは非常に厄介で、いじめの温床になりやすい状況を生み出します。きちんとしている職場も多いですが、何の権限もないのに偉そうに振る舞う「お局」の気まぐれに振り回されて、職場環境も悪化しかねません。
いじめのターゲットにされたら早急に上司や周囲の人に相談しましょう。横暴なお局に不満を持つ人は意外と多いものです。職場異動や転職も視野に入れて対処すべきでしょう。
女性だけの職場の代表格は看護師や介護士でしょう。どちらも人手不足が叫ばれて久しく、海外から外国人を引き入れようと法改正するほど大変な職場です。
あなたの仕事先はいくらでもあります。どこの病院も介護施設も人が来てほしくて仕方ありません。もし地方在住なら都市部に出るのも選択になります。確かにある程度はチャレンジして改善していく努力は必要ですが、どうしようもない人間ばかりだと感じたらキッパリ出て行くのも頭に入れておきましょう。
それくらいの心つもりで挑めば何もおそれることはありません。恐怖は一番良くありません。相手の思うつぼです。
男性もいじめに要注意。職場でいじめられやすい男性はどんなタイプ?
職場でいじめられる男性はどんなタイプでしょうか。
男性は仕事で輝くことが求められがちです。特に日本は労働こそ至高!という価値観が強いせいか、より上昇志向が強くなりがちです。
働くことを尊ぶ姿勢があるからこそ経済大国に上り詰めましたが、いじめが発生しやすい欠点もあります。女性のように協調を好まず、どちらかといえば自分の出世に熱心なのが男性です。
ずばり、男性でいじめられやすいのは「有能な方」。将来のライバルになりかねない人物を早めに潰すのは戦略としてはありえます。(とても許せるものではありませんが)
男性は学生時代よりも社会人になってからのほうが、このての妨害が増える傾向があります。「男は外に出れば七人の敵に会うと心得よ」というのは、協調よりも出世を望みがちな男性の本質を掴んでいます。
だからといって放置して良いものではありません。理由はどうであれ、上司などに相談しましょう。同僚に相談するのも客観的に見ることができます。
逆に仕事ができない、要領が良くない場合は上司から邪魔者扱いされることも。しかし、きちんと指導もせずに即戦力ばかり求めるような職場は、はっきり言ってブラックです。さっさと見切りをつけて次の職場を探したほうが無難でしょう。
問題は環境にあなたが合わないだけ。ならどうする?
いずれにせよ、大人の職場のいじめ問題はあなた自身というよりも、単純に環境が合わないだけの可能性が高いでしょう。学生時代にいじめられた経験がなければ尚更です。
ブラック職場で働いていると実感しづらいかもしれませんが、現在は空前絶後の人手不足です。政府が移民法を改正するほど人手が足りません。日本人の若い戦力はそれだけで高い価値があります。
しかし景気は水もの。今は人手が足らないけれど、いつまで人手不足が続くかは誰にも分かりません。将来は職種によってはAIなどの発達で人手がいらなくなることもあるし、外国人労働者が優先される可能性もあります。
そうなる前にさっさと環境を替えて心機一転したほうが、より充実した人生が送れます。
若い戦力20代、30代は今の時代、想像以上に転職先が豊富です。それも今より良い条件で。職場改善に力を入れるのも良いですが、どうしようもなければさっさと見切りを付けたほうが良いでしょう。無理に我慢しても状況は改善しませんから。
職場いじめで悩んでいるあなたへ
間違っても、いじめの原因は自分にもあるなんて考えては絶対にダメです。
いじめは、いじめる方が100%悪いんです。
仮にあなたと周囲の性格が合わなくて浮いた存在になったとしても、普通の会社はそこからいじめに発展するなんてありえません。大人ですから周囲もあなたに無理に気を使わずお互いそつなく仕事をするのが当たり前です。
どんな理由であれ、いじめが起きている職場では働く価値はないと思います。
結局のところ、あなたの我慢に掛かっている。そんな現実嫌じゃないですか?
常に「よりストレスのない環境を探す」というのは、人間らしい生活を送る上で大切です。
仕事は自分に合う環境かどうかが全てですので、あまり無理することなく、人並み以上の成果がでるところが自分の適正がある会社ですよと伝えたいです。
職場イジメに耐えながら働き続けてうつ病になったら人生が壊れます。
僕はうつ病になって休職期間中に始めた転職活動で幸運にもホワイト企業に転職が決まり、今では心穏やかに生活できています。今の会社では気楽に働けているのに、社内でも評価されてこれが自分の適正に合う会社なんだなと感じてます。
今の環境が辛いなら、僕がホワイト企業への転職に成功したときの話を読んでみてください。
転職後わずか数ヶ月で退職して、元の会社に出戻りした不利な経歴があった僕ですら、この方法で転職が上手くいったので、あなただって上手くいくはずです。
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