ワンマン社長の下で働き続ける限り、あなたにはイエスマンの能力しか身につきません。
ワンマン社長のご機嫌を伺い、機嫌の良い時に仕事の意思決定の相談をして社長の意思に即した仕事をする。
自分は本当はこうした方が良いと思っても、結局社長の意思で覆されるから最初から社長の意思に従った仕事しか出来なくなる。
そんなイエスマンになりたいですか?私はなりたくないです。
目次
ワンマン社長の会社でイエスマンが量産される仕組みとは?
ワンマン社長の会社で生き残るには、ワンマン社長に嫌われないことが大切です。
ワンマン社長に嫌われてしまったら最後、執拗なパワハラを受けて嫌がらせで心が折られてうつ病になってしまう可能性も高いです。
昨日、ワンマン社長の指示通りのプレゼン資料を作ったら翌日全く違うと怒鳴られた。
改めて指示を聞いても「昨日言ったとおりやってよ!」といって教えてくれない。
昨日の指示通りやった結果がこの資料なのに、どこが悪いのか教えてくれないから直しようもなし、仕事も進まず途方にくれる毎日。
似たようなシチュエーションに記憶がある人は、間違いなくワンマン社長の会社で働いているのでしょう。
ワンマン社長の会社で生き残るには、こうした日々の理不尽にもニコニコと対応し続ける「イエスマン」にならないといけません。
どんな理不尽を言われても「はい!わかりました」といって従う。
ただの奴隷なのに、「素直な人材」という印象が付き、社長からの評価は高くなります。
こうして会社に残るのは、社長の意思に従う「イエスマン」だけになり、社長の気分を害さないように上手に社長の意思を引き出せる純朴なイエスマンだけが重宝されるようになるのです。
イエスマンの下で働くには「イエスイエスマン」にならざるを得ない
ワンマン社長の会社で部長職や課長職といわれる管理職に就いている人間は、ほぼ間違いなくイエスマンですが、そのイエスマンの下で働く社員達はもっと大変です。
管理職の人達はワンマン社長の気分に翻弄される毎日ですが、実際に仕事で翻弄されるのはその下で働く社員達です。
管理職のイエスマンは社長のご機嫌を伺って社長の気分次第で変わる意思決定に従えばいいのですが、仕事内容に日々変化が生じるのはほかならぬ末端の社員達です。
本来、管理職というのは自分の部下達が気持ちよく働けるように社長や役員からの圧力に負けずに部下達を守るのが仕事です。
相手が社長であろうと自分の部署の売上に責任を持つ部長職、課長職の人間が一番現場のことは理解しているはずで、社長の思いつきの発言に何でも従っていては部署の売上も上がらないし、部下達にも迷惑が掛かります。
管理職がイエスマンというのは、「部下を守る」という仕事を放棄していることです。
そんなイエスマン管理職の下で働く社員達は、イエスマンのイエスマン。
つまり奴隷のような「イエスイエスマン」にならざるを得ないのです。
イエスマンは社内で人権を得られるがイエスイエスマンに人権はない
イエスマン管理職の下で働く末端の社員「イエスイエスマン」には人権なんてありません。
伝言ゲームのようにワンマン社長から日々降りてくる、一貫性のない仕事の指示。
昨日終電まで会社に残ってやっと変更指示のあった仕事が終わったのに、今朝になってまた指示が変わって昨日の仕事は全てパー。
そんな毎日を繰り返すだけの日々に人権なんてあるのでしょうか?
ワンマン社長に従うだけのイエスマン管理職。
誰もワンマン社長に逆らえないから、日々ダメージを受ける末端の社員。
イエスマン管理職はワンマン社長に逆らわずに指示を部下にそのままお願いするだけで、自分の居場所は確保されます。
社長へのストレスは抱えながらも、実際に仕事をこなすのは自分ではなく部下なのである意味で人権は尊重されるかも知れません。
しかし、末端の社員にとっては自分を全く守ってくれない上司、毎日気分次第で指示がころころ変わるワンマン社長に使われるだけの社会人生活になってしまうのです。
自分らしく働きたいと思って入った会社が実はワンマン社長だった。
イエスマンで人生を終えたくなければ、飛び出すしか道はありません。
結局のところ、あなたの我慢に掛かっている。そんな現実嫌じゃないですか?
常に「よりストレスのない環境を探す」というのは、人間らしい生活を送る上で大切です。
仕事は自分に合う環境かどうかが全てですので、あまり無理することなく、人並み以上の成果がでるところが自分の適正がある会社ですよと伝えたいです。
ワンマン社長の下で働き続けてうつ病になったら人生が壊れます。
僕はうつ病になって休職期間中に始めた転職活動で幸運にもホワイト企業に転職が決まり、今では心穏やかに生活できています。今の会社では気楽に働けているのに、社内でも評価されてこれが自分の適正に合う会社なんだなと感じてます。
パワハラ上司やワンマン社長がいないと本当に気持ちが楽になります。
今の環境が辛いなら、僕がホワイト企業への転職に成功したときの話を読んでみてください。
転職後わずか数ヶ月で退職して、元の会社に出戻りした不利な経歴があった僕ですら、この方法で転職が上手くいったので、あなただって上手くいくはずです。
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