仕事のやり方、性格、正社員と派遣社員など、どうでもいい話題で会社で派閥が出来ることは珍しくありません。
どっちの派閥もイヤだけど爪弾きにされるのは困る、そう悩む方も多いでしょう。なぜ会社で派閥争いが起こりやすいのでしょうか。
先に申し上げると、人間が人間である限り派閥は発生します。何故そうなるのかは後述します。
目次
派閥争いは厄介だけど避けられない!対応を誤ると退職するはめにも
派閥争いは会社や職場で起こりやすく、対応を誤ると退職に追い込まれることもあります。
派閥争いも大きく分けて2種類あり、上昇志向の強い者同士の椅子取りゲーム式の派閥争い(社内政治ともいいます)と、停滞した職場でイジメの延長にあるような派閥争いです。
社内政治の派閥争いは、出世競争をしたいなら絶対に避けられません。自分がやりたい仕事、やりたい方法で動かすためには出世するのが一番の方法です。派閥争いに打ち勝つには仕事効率を上げるだけでは不十分で、上司と波長が合うことも大事な要素になります。
問題なのは停滞した職場で起こりがちな後ろ向きな派閥争いでしょう。出世競争ならまだ汚いながらも張り合いがありますが、ヒマな人間同士の詰まらない諍いは精神的にも消耗します。
ただし、こちらは出世争いと異なり争う必要はありません。あなたが派閥争いで悩んでいるなら極力関わってはいけません。適度な距離を取るべきです。
なぜ女は群れるのか?実は深刻な歴史があった…
女性は群れると言われますが何故つるむのでしょうか。
太古の昔、男性が狩りなどで外に出て女性は家の近くで家や家族を守る生活が長く続いたと言われています。昔の生活は共同で行うことが多かったので女性同士が長時間顔を付き合わせることは普通でした。
人類が始まったころから女性は群れることを強いられる生活だったのです。それにうまく適応できた女性が生き延びやすかったのは間違いありません。
そんな中でも主張が激しい女性が複数いれば女性グループが生まれたことでしょう。まだまだ自然の驚異に対抗する術が少なかった時代、派閥という形で複数の意見を持った集団がいたほうが生き延びやすかったと考えられます。一つの考えしかない集団だと、イザというときの危機対応が難しくなります。
昭和中期に起きた猟期殺人が原因にも
よく女子同士がいっしょにトイレに行く光景を目にしたことがあると思います。馬鹿にする風潮もありますが、実はこれは女子の自衛のために学校や家庭で指導されたのが原因の一つと言われています。
1954年、東京都文京区の小学校の授業中にトイレに男が進入し、学校に通っていた女子児童が襲われ殺害された事件が起こりました。
授業中で学校には教師など大人もたくさんいた状態で起きた事件で、大変な衝撃を与えました。暴漢が小学校を襲うテロ攻撃の元祖で、学校でも見回りや部外者の立ち入り禁止など多くの対策が取られました。
その対策の一環で「女の子同士、複数でトイレに行って異常があればすぐ周囲に報告する」指導がされました。事件の記憶がなくなっても女の子同士でトイレに行く習慣だけが残っています。
本来の意図が忘れ去られても友好の印として、友達同士でつるむのはよくあることです。特に子供は自我が弱いので集団でいると安心する傾向があります。
大人になっても派閥を作って安心したがるのは、自我が弱い自立心の弱い人々です。
触らぬ神に祟りなし!こんな女子グループは要注意
なぜ女性の派閥が生まれるのか、なんとなく分かったかと思います。しかし女子グループは怖いもので、感情的に一方的に攻撃したり無視したりする危険な存在です。
職場で要らぬ派閥紛争に巻き込まれて板挟みになる前に、まずは相手の属性を観察しましょう。
・いつも同じグループ同士でつるみ、他の人を寄せ付けない
・ヒソヒソ何かを話し合っていることが多い
・雰囲気がどんよりしている
・あまり楽しくなさそうな気配
・いつもストレスを溜めてグチばかり
こんな派閥は要注意です。接触は必要最低限にして、笑顔で逃げるようにしましょう。何を言ってきても余計なことで相手にしてはいけません。
派閥あるあるを知っておけば対応もできる!
派閥争いで勝った負けたなど、本当に詰まらないものです。しかし群れない女は嫌われると思っていませんか?
孤立するといじめの対象になりかねませんが、毅然とした態度できちんと仕事をしていればその危険を減らすことができます。
派閥の人間はことあるごとに自分の派閥に入信させようと働きかけてくるでしょう。やたらと親しく近づいて、だれかの悪口を言い始めたら要注意。これに対処できれば問題の多くは改善します。
ここで相槌など打ったら相手の思うつぼです。そんなときは相手の顔を見て微笑んでいるだけでも効果があります。相槌を打たず、ただ相手の顔を見るだけ。
なかなか大変ですが、反応がない相手には人間は対処しづらいのです。しかも微笑まれてしまうと敵対していないという意思表示になるので混乱します。どうやって関わっていいか分からず引き下がるしかないのです。
女が3人集まるだけで派閥が生まれることもあります。でもこれは人間である限りどうしようもない性質です。いちいち相手にしていたらキリがありません。
派閥対策は「関わらない」こと。うざい派閥を避ける方法
くだらない派閥争いからは徹底的に関わらないのが一番です。
もし、うっかり関わってどこかの派閥に加えられてしまったのなら早急に離れた方が無難です。できれば一人でなく、他にもウンザリしている人がいるはずです。その人たちと一緒に出ていきましょう。
出ていくといっても決別宣言をする必要はありません。誰に対しても笑顔で接し、深入りしなければ良いのです。
派閥がうざい、うんざりする、というのは派閥というものが人間同士の繋がりがやたらと深めてしまうからです。だから社交的な人ほど派閥を作りやすくなります。
本当に社交的な人は、意外と誰に対してもあっさりした態度で接します。もちろん笑顔を忘れず、適度な敬意と距離感を保ちながら接します。
人間が深く関わるなんて、家族やよほど親しい親友同士で十分です。人間の数だけ好みがあり、思想があります。他人に自分にないものを見せられると、それが自分に不都合なものだと排除したくなるのです。
だから「他人とは分かり合えないもの」と割り切って、適度な距離感を保ちましょう。水くさいと陰口を叩かれるくらいが丁度良いのです。
一見矛盾してますが・・・「派閥に入らない」という派閥を作る!
派閥に入らない人、属さない人を目指しましょう。と言いたいところですが、「派閥を作らないという名の派閥を作ろう」のほうがより正確でしょう。
相手に干渉しない、誰にでも一見オープンだけど一線を越えるのは許さない、ゆるい派閥を作りましょう。それを求める女性はたくさんいます。
そんなもの作れるのかと不安になるかもしれませんが、派閥争いでうんざりしている人のほうがはるかに多数派で、少数の声のうるさい人が仕切っているだけというのはよくあります。だったらうんざりした人同士で派閥を組めば良いのです。
派閥の悪いところを改善して、だれでも加盟できるゆるい派閥を作る・・・一筋縄ではできませんが、それを目指したいですね。
人間は派閥を作りたがる生き物です。その性質を否定せず、より良いオープンな派閥を作れば改善につながるのではないでしょうか。
心をすり減らす必要はなし、思い切って転職も!
しかし企業というものは利益追求を追い続けるものです。派閥争いに巻き込まれて社員がやる気をなくしたり、業績に支障が出たら本末転倒です。
そもそも、派閥争いができるほど暇な職場はこの先も安泰でしょうか?なんとなく社内に不安があるから派閥争いで紛らわせているのかもしれません。
こんな職場は思い切って退職して転職しましょう。派閥など影も形もない会社もあれば、もっと充実した会社もたくさんあります。
世の中、たくさんの仕事があり職場があります。他の職場に転職して心機一転すれば、派閥争いなどという後ろ向きの疲労からは解放されるでしょう。
結局のところ、あなたの我慢に掛かっている。そんな嫌な現実を変えられるのはあなたの行動次第
常に「よりストレスのない環境を探す」というのは、人間らしい生活を送る上でとても大切です。
仕事は自分に合う環境かどうかが全てですので、あまり無理することなく、ストレスの少ない会社で働いた方が幸せですよと伝えたいです。
仕事のストレスで苦しんでいる状態で働き続けて、うつ病にでもなってしまったら人生が壊れます。
私はうつ病になって休職期間中に始めた転職活動で幸運にもホワイト企業に転職が決まり、今では年収128万UP、年間休日126日の会社で心穏やかに生活できています。
今の環境が辛いなら、私がホワイト企業への転職に成功したときの話を読んでみてください。
転職後わずか数ヶ月で退職して、元の会社に出戻りした不利な経歴があった僕ですら、この方法で転職が上手くいったので、あなただって上手くいくはずです。
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