出戻り転職で必要なプライドと捨てるべきプライド

出戻り転職で必要なプライドと捨てるべきプライド

この記事を書いた人
miyamoto

私が過去に出戻り転職をして失敗した経験、その後再び転職して穏やかな日常を手に入れた経験を元に、失敗しない為の転職ノウハウ、ブラック企業からの脱出方法について私の考えを書いてます。

環境次第で人間は不幸にもなるし幸せにもなる。環境を選ぶことだけは放棄しないでください。

出戻り転職にプライドなんで必要ない。負け犬なんだからプライドを捨てて身を粉にして働いていればいいんだ。

そんな冷たい意見もありますが鵜呑みにしてはいけません

出戻り転職でも持ち続けるべきプライドがあります。

ここでは、出戻り転職が持つべきプライドと捨てるべきプライドについてお話します。

プライドとは何か

プライドとは広辞苑的な意味だけで見ると「誇り」や「自尊心」という意味になります。

プライドという言葉は良い意味でも悪い意味でも使われますが、出戻り転職時に考えたいのは「過去の●●から得た自信によるプライド(自尊心)」は捨てること、「質の高い●●に対するプライド(誇り)」を持つこと、これが大切になってきます。

出戻り転職で捨てるべきプライド

●●とは何か。●●とは仕事のことです。

出戻り転職時に捨てるべきなのは、「過去の仕事から得た自信によるプライド(自尊心)です。

  • 過去の自分はこの会社でこんなに仕事ができた。またやれるはずだ!
  • 過去の自分は社内で評判が良かった。またやれるはずだ!

などいわゆる過去の小さな栄光をベースにした自信をもってはいけません

出戻り転職は確かに、社内の様子や仕事のすすめ方など、その会社独自の文化に既に精通しているメリットはありますが、過去のあなたと今のあなたは他の社員からみたら全くの別人です。

言い方は悪いですが、かつては社内の出来る人だったとしても、いまは出戻ってきた負け犬の裏切り者に過ぎないのです。

どれだけ以前同じ会社で仕事ができる人だたとしても、昔のように周りは大切に扱ってくれません。

-100点からのスタートぐらいの気持ちでいないと心がすぐにくじけてしまうでしょう。

出戻り転職で必要なプライド

かといって、プライドはいらないのかというとそうではありません。

何のプライドも持たず出戻りとして働くと、ぼろ雑巾のように扱われ続ける可能性だってあります。

あなたが持つべきプライドは、「たとえつまらない仕事でも質の高い仕事をしよう」という職人的なプライドです。

出戻り転職で失敗するときは、ほとんどが社内の非協力的な空気、疎外感に耐え切れなくなることに起因します。

もちろん与えられる仕事も以前よりも雑用的なものが増えることもありえます。

そんなときに過去の自分と比べてしまうと苦しみが増してしまうだけですので、あなたが考えるべきことは雑用であろうとなんだろうと、与えられた目の前の仕事が全てチャンスだと考えて、自分が出来る最高のクオリティを目指して没頭することです。

「質の高い仕事をしよう」というプライドさえ持ち続けることが出来れば、社内の空気などの雑音も少しは気にならなくなますし、結果的に仕事が評価されて、少しずつあなたの立場もよいものになっていく可能性があります。

人格を否定されてまで働き続ける価値のある職場など無い

あなたが「質の高い仕事をしよう」というプライドもって働くことが出来れば、いつかは周りの冷たかった社員の態度も軟化するはずです。

組織というのは利益を最大化するために人が集まっているにすぎません。組織にとって大切な人材というのは、質の高い仕事をし続けてくれる人です。

あなたがつまらない仕事でも前向きに質の高い仕事をアウトプットし続けることが出来れば、必ずより良い仕事が巡ってくるチャンスがくるはずです。

こんなときは要注意

しかし、どれだけ頑張っても全く評価されないし、社内にも居場所が無く、もはや存在を否定されているような気分にまでなっていたら、話は変わります。現実は厳しいですよね。

どれだけあなたに出戻ってきたという落ち度があろうとも、戻ってきたからにはあなたが活き活きと働く権利が本来あるはずです。

あなたが精一杯の努力をしてもその環境が手に入らなくて悩んでいるならば、あなたが次に考えなければいけないのは転職です。

これから先、苦しみ続けて明るい未来が訪れると希望が持てるならば頑張ってもいいですが、苦しみもだえて先が見えないならば、あなたと職場環境の相性がもはや良くないことが大きな原因です。

出戻ってきて、再入社させてもらった恩義もあるし、もう辞められないと思っているかもしれませんが、再入社して幸せになれていないのであれば、それはあなたの責任ではありません。

会社は利益を最大化して社会に貢献する過程のなかで、同時に社員の幸せも追求することで良い会社に成長します。

残念ですが、今のあなたは会社の利益に貢献できず、且つ会社で働いていても幸せに慣れていないわけですから、あなたにとっても会社にとってもメリットが無い状態です。

そのように考えれば再入社させてもらった恩義に縛られるのではなく、辞めて転職することこそ双方にとってポジティブになると思うべきなのです。

あなたの健康、あなたの人生を守るためのプライドを持ち続けよう

なによりあなたが一番責任を持つべきはあなた自身の健康です。

私のように再入社させてもらった恩義に縛られて、うつ病になるまで頑張って耐えたけれど結局ダメだったじゃ遅すぎるんです。

うつ病になってからは体調が回復するまでに何年もかかります。回復したとしても再発しないように最新の注意を払いながら過ごす毎日は決して穏やかの一言では片付けられないんです。

今あなたが一番持つべきなのは「自分の人生は自分で守る」というプライドです。

組織の中でぼろ雑巾にされないためにはこの考えがとても大切です。

身を粉にして働くことは構いませんが、心まで粉にしては絶対にダメです。私はこれで失敗しました。

どれだけ恩義を会社に感じていようが、出戻りだからさすがに辞めにくいと感じようがあなたの人生を守ること以上に優先すべき理由にはなりません。

もしそんな感情が邪魔して動けないんだとしたらあなたは見栄という名のプライドが高すぎるだけです。

これ以上まわりに悪く思われたくない、これ以上、世間体が悪くなるのは恥ずかしい。

そんなふうに思っていませんか?

って厳しいことを書いてますが、これ全部自分のことなんですよね。

こんな感情に支配されて、苦しいけどなんとしてでも我慢し続けなければと思い働き続けた結果、体調を崩してしまったわけですが、自分が一番執着していたのは、結局のところ、見栄という名のプライドだったわけです。

出戻りしたのも恥ずかしいのに、出戻り失敗して転職なんてもっと恥ずかしい、という気持ちが自分を縛り苦しめて最悪の結果になってしまった私と同じ道だけは辿らないようにして欲しいです。

あなたが持つべきなのは、「自分の人生は自分で守る」というプライドです。

出戻りしたけれど失敗したと悩んでいるあなたへ

出戻りしたけれど、想像以上に周りから冷遇されて心身ともに疲弊してしまった・・・これから先、この環境で頑張っても周りが自分のことを許してくれる日は来るのだろうか?

残念ながらそんな日は、僕にはやってきませんでした。

出戻りして周りから冷ややかな視線を浴び続ける先に待っているのは、うつ病だけです。

僕の場合は、うつ病になって始めて出戻った会社をやめる決心がつきましたが、やはりうつ病になってからの転職は、多少ハードルが高くなってしまいます。

出戻りしたけれど失敗したと感じているならば、元気なうちに新しい職場を探し始めるようにして下さい。

どれだけあなたが仕事を頑張っても、現場で働く人達は出戻り社員のあなたを裏切り者にしか見てくれません。頑張っていればいつかまた認めてもらえるという考えは幻想でしかありませんでした、僕の場合。

結局のところ、あなたの我慢に掛かっている。そんな現実嫌じゃないですか?

常に「よりストレスのない環境を探す」というのは、人間らしい生活を送る上で大切です。

仕事は自分に合う環境かどうかが全てですので、あまり無理することなく、人並み以上の成果がでるところが自分の適正がある会社ですよと伝えたいです。

私は残念ながら出戻りをしてしまい、数年我慢して働き続けましたが、結局うつ病になってしまいました。

でも休職期間中に始めた転職活動で幸運にもホワイト企業に転職が決まり、今では心穏やかに生活できています。今の会社では気楽に働けているのに、社内でも評価されてこれが自分の適正に合う会社なんだなと感じてます。

今の環境が辛いなら、僕がホワイト企業への転職に成功したときの話を読んでみてください。

転職後わずか数ヶ月で退職して、元の会社に出戻りした不利な経歴があった僕ですら、この方法で転職が上手くいったので、あなただって上手くいくはずです。

1 Comment

hira

記事を読ませていただきました。
私は出戻り4日目です。出戻りって辛いですよね。
自分で覚悟した道ですが、経験した者にしか分からない辛さがありますよね。やれるだけやってみます。
記事の内容を肝に命じます!!!

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